フリーの施工管理、という道
優秀な施工管理技士には、
フリーランスの道もある
現場でさまざまな経験を積み成長すれば、特定の企業に所属しないフリーの施工管理を目指すという選択肢もあります。会社の方針やしがらみなどがないフリーランスは働き方の自由度が高く、上手くいけば会社員より稼げる場合も多いためあこがれるという人も多いでしょう。
フリーの施工管理として食べていくためには、施工管理者としての実力や資格に加えて仕事を取ってくる営業力、仕事をもらえそうなコネクション作りの力などが必要です。
フリーの施工管理職の年収イメージ
フリーランスの施工管理として働く場合、年収はどれだけの仕事を契約できるかにかかっています。仕事が一件も取れなければ収入がゼロになるというリスクもありますが、大きな現場を取れれば一気に年収アップのチャンスも。
現場の規模や種類によって報酬は様々ですが、建築系のマッチングサイトなどで施工管理の現場をいくつかピックアップしてみました。
- 短めの現場:日当20,000円~
- 大型の現場:1,000万円/300日
- 戸建て一軒現場:50万円/60日
これらの情報をまとめると、フリーの施工管理の年収は最低ラインで300万円~、大型現場をつかめば1,000万円も夢ではなさそうです。
参照元:株式会社ビーバーズ公式HP:【施工管理技士の新しい働き方】フリーランスの施工管理技士とは?:https://beavers.co.jp/blog/3470/
フリーになったらどうやって仕事を得る?
すべての仕事を一から契約しないといけないフリーランスはどこから仕事を取ってくるのでしょうか?現在はフリーランスの人が増えたためマッチングサイトなどから仕事を取ってくることも可能ですが、安定のためにはいくつかお得意様があった方がいいでしょう。お得意先をつくるためのコミュニケーション能力や人脈、細かな根回しなどが必要になりますので、まず就職した会社でこれらの能力を伸ばしましょう。
能力さえあれば自由に仕事を選べるのがフリーランスの魅力ですが、会社に雇用されていないと公共事業ができないなどのデメリットもあります。
フリーランスの施工管理になるまでの道のり
フリーランスになるには、会社員時代に必要なスキルを磨くことが重要です。施工管理としての実力はもちろんですが、得意先を開拓するための営業力、仕事につながる人脈を作っておくのも大切です。
また、会社の信用というステータスが使えなくなくなるため、信用できる資格も必要となるでしょう。受験資格に一定期間の実務経験を設けている資格も多いです。フリーを目指すなら、会社員時代から計画を立てて、効率よく経験と実務を積みましょう。
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