Doors~ホワイトな施工管理職への入り口~ » 【緊急インタビュー!その2】元採用担当が語る施工管理業界の実態

【緊急インタビュー!その2】元採用担当が語る施工管理業界の実態

きつい仕事?激務?施工管理職の実態に迫る

施工管理職のつらさとしてよく上がる声をまとめてみました。

【きつい1】建築系施工管理職のつらみ

建物の施工進捗などを管理する建築系の施工管理について、実際の口コミなどをまとめました。会社によっては土曜出勤やサービス残業など待遇面でつらいという声が多いです。

工期を守るために大量の仕事をさばかなければいけないシーンも少なくはありません。しかし、だんだん仕事に慣れて技術を身に付ければ、スムーズにこなすこともできるでしょう。

【きつい2】空調・電気系施工管理職のつらみ

電気やエアコンなどを扱う施工管理職は、他の工事との兼ね合いで工期厳守の現場が多く、休み返上で現場に出ることが多いようです。

しっかりした会社なら代休などで賄うことも可能。若手の頃は覚えることが多く、プライベートを確保しづらいという点もあります。しかし、つらいのは最初のうちで、一通りのことを覚えてしまえばつらさは緩和できます。

【きつい3】オリンピックが終わると施工管理の仕事はなくなる?

2020年のオリンピック特需で盛り上がる建築業界ですが、終了後はどうなるの?と心配する人も多いようです。結論としては、オリンピック後も建設業界に閑古鳥が鳴く、ということはなさそう。

また、AIの普及で仕事がなくなるのでは?といった心配も聞こえてきますが、これも心配はありません。働き方改革の施工管理職への影響や、年収1000万円を目指す方法なども考察してみました。

【きつい4】建設業界って超残業多そう…

体育会系な体質の会社が多い建設業界は、残業も多いイメージがありますよね。一昔前はサービス残業をするところも多かったですが、最近は働き方改革などの影響もあり少なくなっています。

契約がしっかりしている派遣会社などでは、残業ゼロの働き方や、適度な残業で年収アップさせる働き方も可能です。施工管理の最低収入と最高収入についても調べてみました。

【きつい5】離職率がヤバい?施工管理職がいつも人手不足の理由

求人サイトなどを見ると、施工管理職の募集が途切れることなくいつも掲載されています。いつも募集していると、離職率が高いキツイ仕事という想像をしてしまいますが、必ずしもそうではありません。

建設技術者の派遣を専門に行う会社などは、事業拡大のために常に人員を募集しています。ただし、ある程度辞める前提で大量に採用する会社もあり、待遇が良くないこともあるため注意は必要。これらの見分け方も解説します。

「施工管理のきつい実態」を
元採用担当にインタビュー

元建設技術者派遣会社人事採用担当Tさん
採用担当として、実際に何人も施工管理技士を建設業界に輩出してきたTさん。高嶋ちさ子をもうちょっと柔らかくしたような、麗らかな丸の内OL風のお姉さまでした。

施工管理職に未経験から入れるのは、多くの場合「建設技術者派遣」という、建設会社に施工管理技士を派遣する会社となります。

ここでは、そんな派遣会社で人事採用担当を担当していた女性にインタビュー。施工管理職に就くためにどんな人がやってきてどんな人が内定をもらい、その後どんな人生を送っていったのか。派遣会社の実態に迫ります。

まずは、あなたのことについて教えてください。
4年間くらい、建設現場に施工管理技士を派遣する東京の建設技術者派遣会社の人事採用担当をしていました。
なんで辞めちゃったんですか…?
これまでも細かく転職する生活をしていたので、新しい経験をしたかったのが大きいですね。4年は結構長い方です。

施工管理派遣の実態(1)
職場環境は現場次第のクジ引き状態…会社は社員を守ってくれるのか?

職場環境は悪くなかったですか?
うーん…、めちゃくちゃ良い!ということはなかったです。もちろん不満もありましたけど、まぁ普通って感じですね。って、これ施工管理と関係ありますか?
やっぱり職場環境って気になると思うんですよね。
入社された方は研修を受けてからそれぞれの建設現場で仕事をするので、会社自体の職場環境よりも現場の環境の方が重要だと思いますよ。しかも現場によってそれぞれ違ってくるし…。
あ、そうなんですか。確かに施工管理がきついところとして、現場の人間関係が挙げられています。
確かに。職人と本社の施工管理技士との板挟みになって苦しむ人は多かったですね。怒られることに慣れていない優等生とか「いい子」タイプは、ワイルドな職人さんたちとの接し方に困っている方が多い印象です。
そういう状況になったとき、会社としては何かしてくれるんですか?
場合によりますけど、相談してくれればなんとかなることって結構あります。派遣会社は人が商品なので、お金をかけてせっかく雇った人に辞められてしまうのが一番痛い。何としてもそこは避けたいですよね。
そういう時は、主に人事採用担当が話を聞く…と。
いや、だいたいは営業担当(建設の仕事を受注して、そこに施工管理技士を派遣する人)ですね。営業担当は基本的にお客さんの立場を大事にするので、あまりよくない会社だと、社員のケアがいい加減になっていると思います。

施工管理派遣の実態(2)施工管理で生き残る術とは

ひどい会社の噂は結構聞きますか?
正直、業界内で悪名の高い会社はありますね…。減る前提でたくさん人を雇って、生き残る人だけ生き残ればいい、みたいな考え方の会社がありました。
へぇ…それってどこですか?
ちょっ…言えるわけないでしょ。
話を聞いてくれる会社が、いい会社ってことですね。
それだけではないですが、そう思います。あとはしっかりと研修があるところがいいですね。派遣会社は半分以上未経験の方が入られるので、未経験者の立場に立ってどんな研修をしているかは大事だと思います。
このインタビューも主に建設業界未経験の人が読むのですが、施工管理のきついところってどうにもならないんでしょうか。
確かに辞めていく人は多いですね。辞めていく人たちは同じように未経験をたくさん募集している飲食とか販売とかITに転職していくんですけど、仕事のきつさはそれぞれにあると思うんですよね。
それってブラック企業を辞める時に言われる「そんなんじゃどこ行ってもどうせ続かないぞ!」ってやつですよね。
そういわれるとギクッとしますね。その人の性格に施工管理が合わなくて、例えば介護が合うっていうことはあるかもしれませんけど、言動を見ていてマジで「どこ行っても続かないんだろうな…」と思う人はいます。
逆に、どんな人だったら施工管理の世界で生き残れますか。
これが、あまり共通点が無いんですよね。普通の受け答えができて、時間の管理をしたり、計算をしたりするのがめちゃくちゃ苦手というわけじゃなければ、あとは気持ち次第だと思います。

施工管理派遣の実態(3)職人は意外とやさしい

ちょっと話が戻りますが、人間関係はどうですか?職人さんって恐い人が多そう…。
見た目の恐さはもちろん、口が悪い人や言い方がキツい人はたしかに多いのですが、職人さんは人のことを絶対に見捨てないので、接し方に慣れていけば逆に優しいと感じるようになるそうです。人間関係でつらいのはむしろ上司(クライアントの施工管理技士)みたいですね。
上司との人間関係がきついというのはどういうことですか?
ざっくり言うとパワハラがひどいんです。本社の施工管理技士の仕事はもっとハードで、そこを生き抜いてきた人なので、派遣に要求することが大きかったり、プレッシャーをかけてきたりするみたいです。
そういうときってどうすれば…
さっきも言いましたけど、サッと辞める前に会社に相談してほしいですね。人員を交代するとか、あまりにも扱いが悪い現場はこちらから契約を打ち切らせていただくなど、営業担当がなんとかします。最悪、そこで飛んでも(連絡なく現場に突然行かなくなること)、ウチの場合はクビにすることはなかったです。しばらくして、また新しい現場を担当してもらいます。何人かいましたが、新しい現場ではうまくやっているようでしたよ。
つまり、上司のキャラクターは現場によります。30代くらいの若い人なら、あまりそういったことはないようですし。

施工管理派遣の実態(4)
採用人数重視で後回しになりがちな「人材の質」

辞める人はやっぱり多いんですか。施工管理っていつも募集してるイメージがあるんですけど。
辞めていく人は確かに多いですね。採用の仕方にも問題があると思います。人を派遣する仕事なので、採用する人数が売り上げに直結するんですよね。だから、採用する人数が重視されて、採用する人の質は軽視されがち。
入ってくる社員の質は低かった?
面接の場で「スカウトされたから来ました」とか平気で言う人でも採ってましたね。直接は聞かないのですが、どうやらメンタルの病気になっていなくて、太りすぎていない人(空調衛生の工事においては、狭さや重量の関係で、一定の体重を超える人は派遣できないらしい)でしたら大体採用です。
でも転職サイトでのスカウトがきっかけで、施工管理がどんな仕事かよくわからなくて聞きに来た、ということはありませんか?
ネットがあるんだからちょっとは調べて来いよ、と思うのですが、すぐ辞める人はそんな前向きな感じでもなかったです。「どんな仕事か詳しく聞きたい」みたいな前向きな気持ちで面接に来てくれるなら、それはそれでありがたいですね。
ここまで聞くと、面接は選考の場ではない感じですね。
まったく選ばないわけではないですが、施工管理派遣の業界はだいたいそうですね。面接に来た人に対する、説明と意思確認の場になっています。
自分で少し調べて、それでもわからないことや会社単体で気になることは、エントリーして面接で直接聞いてみる、みたいな感じでも大丈夫ですか?
そんな人が来たら即採用ですよ!評判通り施工管理の仕事にきつい部分があるのは事実なので、自分がどうしてもイヤな種類の「きつい」と、割と大丈夫な「きつい」のイメージを持って相談してくれれば、こちらは正直に答えるしかないので、そこでご自身が施工管理をやってもいいと思うかどうかですね。
まさに「意思確認の場」ですね。ここまで施工管理の仕事のつらいところしか聞けていないのですが、施工管理職のいいところってゼロなんですか?
よく言うのはプロジェクトにかかわるやりがいですが、リアルなメリットは手に職が付いていくつになっても仕事があることですね。派遣会社としては口が裂けても言いませんが、実務経験があれば食いっぱぐれることはなくなるし、何年か続けていて優秀な社員は、そのまま大手にヘッドハンティングされることも結構多いです。フリーランスの施工管理技士になって、自分で仕事を取って来られる人ならリアルに1000万を超えるんじゃないでしょうか。

―未経験から年収1000万…。ヤバい仕事でなくても不可能じゃないんですね。いろんなキャラクターの人と関わる人間関係のつらさや、現場とデスクワークの両方が発生する業務領域の広さに、派遣業界においては本来採用されないような人でもどんどん採用してしまっている会社もある、という実態からくる離職率の高さが相まって「施工管理職はきつい、ブラックな仕事」というイメージがついているようです。

技術や資格のハードルがありながら、未経験にも門戸が開かれており、35歳くらいまでの一定の若さか根性があれば、学歴を問わずに参入できるという、施工管理職の大きなメリットもお聞きできました。

ありがとうございました。

派遣でOK!
ホワイトな施工管理の仕事
in東京

元施工管理採用担当Tさんに聞いた
施工管理職のリアルなホワイト&ブラックまとめ

その仕事がホワイトだと決定づける4つの要素(給料、人間関係、労働時間、成長ができるか)について、採用担当が思う施工管理職のホワイトな面とブラックな面をお聞きしました。

未経験者が施工管理職になっていく姿を何人も見届けた人の意見を、ノーカットでお届けします。

ここはホワイト ここはブラック
給料 昇給が早い。残業代完全支給 大手の施工管理技士と比べて、同じ仕事なのに年収が全く異なる。(会社によって)ボーナスも出ない
募集要項の給料はあまりあてにできない
人間関係 現場次第。相談すれば現場の変更等は可能 言葉遣いやデリカシーの低さは対応できない(どの現場でも大抵同じなため)
労働環境 CADオペレーターは定時上がり 朝が早い(8:30~、朝礼ありなど)
成長 いろんなキャラクターの人との付き合い
手に職が付いて定年がない(70歳で500万をキープしている例も。しかもいるだけでOK、みたいな立ち位置)
特になし
ここはホワイト 給料 手当が豊富
3人の子供を大学に出せるレベル
人間関係 男性社会だったが、最近は職人も気を遣うようになってきた 労働環境 男性社会だったが、最近は職人も気を遣うようになってきた 成長 評価の高い資格を得られる
ここはブラック 給料 (以前は)サービス残業があった 人間関係 特になし 労働環境 土曜はほぼ平日 成長 特になし

インタビューその1
現役施工管理技士が語る
「施工管理の魅力」も見る

未経験スタートで
稼げる仕事!
定着率90%以上で続けられる期待大
施工管理へのホワイトな入口3 Doors
※離職率 10% 以下で未経験から入れる建設技術者派遣会社をピックアップ
90%が未経験入社
ド素人をプロに育てる
株式会社
リレーション
  • 現場は東京30km圏内のみ
  • フォロー体制が高評価

初任平均月収27万1400円(固定残業代4万円以上含む)

月給参照元:エン転職
(https://employment.en-japan.com/desc_928909/)
ビッグな建物に
関わる達成感
C4
株式会社
  • 地方在住でも地元で働ける
  • クライアントは大手ばかり

月給25万円~(固定残業代4万3千円以上含む)

月給参照元:公式HP
(https://c4inc.co.jp/company/recruit/beginners/)
研修は少人数制!
独自の人材育成がウリ
アイアール
株式会社
  • 地方の現場でも住宅補助あり
  • 帰省費用負担の福利厚生

月給25万円~(転勤なしの場合)

月給参照元:リクナビネクスト
(https://next.rikunabi.com/company/cmi3500478001/nx2_rq0017316633)